なんといっても気になるのは価格ですね。特に研究熱心な皆さんは色々なホームページに掲載されている、様々な価格に新たな疑問を持たれたのではないでしょうか?ここではそんな疑問にもお答えします。
 リフォームや塗装のホームページを覘くと、様々な価格があり、どれが適正なのか分からなくなってしまうのではないでしょうか?
実はホームページに載せられている価格のほとんどは適正なものなのです。
 「何でまちまちな価格が載っているの?」と思われるでしょうが、塗装は半製品です。全く同じものと言うのは存在しません。材料代はほぼ同じですが、工賃は、地域差や職人さんの日当の違いが反映されるのです。職人さんの日当はその人の腕によるところが多く、上手い人はもちろん平均より高い賃金になりますし、下手な人や見習いは、それなりの賃金となるのです。また、キチンとした腕の職人さんは数が少ないので、いつの世も仕事があり、自らの日当を極端に落としことはほとんどありません。したがって工賃を下げると言うことは職人さんの質を下げるケースがほとんどです。


材料も同様で、良い材料は原材料代も高く、作り置きをほとんどしないため大きくディスカウントされては販売されません。つまり、材料代を落とすと言うことは安い材料を使ったり、塗り回数を減らすなどの手抜きがあると考えられるのです。
しかし、もっとも重要なのは値段ではなく、材料とそれを適切に使う工法です。いくら熟練工の施工でも品質の悪い材料を使ったのでは長く持たないですし、いくら良い材料を使っても正しい使い方が出来なければ意味がないのです。
悪質リフォーム店のこんなウソ
 『当社はメーカーより直接材料を仕入れているのでお安く出来ます。』とうたっている業者がありまが、これはとんでもないウソなのです。まず、キチンとしたメーカーは問屋に扱ってもらわないと商品を売ることが出来ないので、問屋を敵に回す直接卸は決してしません。また、一部の小さなメーカーは直接販売もしていますが、値崩れをさせないように定価でしか販売をしていません。家電メーカーのオンライン販売も、定価もしくは量販店よりはるかに高い価格で販売していることが流通の“しくみ”を物語っています。 『10年保障!30坪で35万円!』と言う業者もいます。当社も同価格の商品を期間限定ではありますが販売しましたが、とても10年保証出来る材料は使えません。10年保証出来る塗料はかなりの高耐久の商品ですし、それなりの価格設定が必要です。
で、実際その業者はというと・・・・!
2年も経たずして塗装がハゲてきたにもかかわらず、「担当者がいない」などの理由を付けて知らぬ存ぜぬだそうです。
良いものを安くは限度があるのです。
「材料が違う場合」と「同じ材料だが価格が違う場合」と2通り考えられます。
1.塗るものが違う場合 2.同じなのに価格が違う場合
 塗るものが違えばもちろん価格は異なります。一般的な樹脂の価格差は

アクリル ウレタン シリコン フッ素
1液型 2液型
水性 油性

となります。最近では油性並の性能を持った水性塗料も出てきていますが価格は油性並咬それ以上です。
 また、下地調整の違いも価格に大きく影響します。下地の見立てが悪ければ上塗りにいくら良いものを使っても意味はありません。単純な下地強化材とある程度の厚みがある下地調整材とでは倍以上の開きがあります。
 根拠のない「大丈夫です。」、「高級品です」の言葉を信じ込まないことです。また、「全てJIS製品を使っています。」とうたっている業者もいますが、普及品の100%がJIS製品です。JISは古い規格ですので最近の高級品はJISの枠には入りません。
 見積金額は@材料費A労務費B経費C利益4つから成り立ちます。全く同じ工法であれば@ABはほとんど変わりませんのでC利益の見込み幅の違いが金額の違いとなるはずです。 が!実際はそんな単純ではありません。実際には@Aの違いが大きいのです。では、その仕組みを簡単な表でお見せしましょう。
@材料費 付加機能があったり、同種の樹脂でも性能の違うものは倍の価格差があります。塗り回数の違いは必要な材料費も違うことからストレートに価格差に返ってきます。
A労務費 下地作りにかける手間や塗り回数が違えば価格は全く異なります。単純に計算しても2回塗りは1回塗りの倍の手間がかかるのです。さらに、技術が悪い職人を使用してさらに削るケースもあります。
B経費 細かな事務手続き等の費用です。
C利益 正直申し上げて60%利益を見込む会社は存在しますが、10%しか利益を見込まない会社は存在しません。職人さん直接でも一緒です。(関連リンク)